小説家が読むドストエフスキー

書誌事項

小説家が読むドストエフスキー

加賀乙彦著

(集英社新書, 0325F)

集英社, 2006.1

タイトル読み

ショウセツカ ガ ヨム ドストエフスキー

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注記

引用・参考文献一覧: p216-217

内容説明・目次

内容説明

十九世紀ロシアを代表する作家ドストエフスキー。二十一世紀の今日なお読者を魅了してやまない作品の現代性の秘密はどこにあるのか…。長編小説の名手、作家加賀乙彦が『死の家の記録』『罪と罰』『白痴』『悪霊』『カラマーゾフの兄弟』の五作品をテキストに、小説の構造、伏線の張り方、人物の造型法などを読み解く。小説に仕掛けられた謎や隠された構造を明らかにするとともに、ドストエフスキーの宗教的な主題に光を当てた画期的な作家論、作品論である。

目次

  • 1 『死の家の記録』(ドストエフスキーの読書の思い出;監獄の囚人の心理 ほか)
  • 2 『再と罰』(ラスコーリニコフとは何者か;殺人を見る神の視野 ほか)
  • 3 『白痴』(『白痴』は傑作である;ムイシュキンの病気 ほか)
  • 4 『悪霊』(バルザックとドストエフスキー;特異な人物群 ほか)
  • 5 『カラマーゾフの兄弟』(『戦争と平和』と『カラマーゾフの兄弟』;カラマーゾフ家の人々の特異性 ほか)

「BOOKデータベース」 より

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