神学と科学 : アンセルムスの時間論
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神学と科学 : アンセルムスの時間論
勁草書房, 2006.1
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シンガク ト カガク : アンセルムス ノ ジカンロン
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参考文献: 巻末p3-33
Description and Table of Contents
Description
希代の神学者アンセルムス—その著作に残る不可解な時制表現の謎。11世紀末、神学にもたらされた決定的な理論転換。原典の文脈を時間論の観点から読み解くことで浮かび上がるアンセルムス的転回の深層とは。近代合理主義の胎動を、西欧中世が達成した思想圏に見る。
Table of Contents
- 緒論 ベック修道院の史的点景と沈黙の六〇年代
- 第1章 アンセルムスの思想背景と存在の意味顛倒
- 第2章 永遠なる真理の遍在性格と自由の成立条件
- 第3章 存在論的証明の問題設定と科学の論理構制
- 結論 西欧近代科学の思考様式と神学の理論転換
- 補論1 アンセルムスのラティオと創造の根源理法
- 補論2 現代論理哲学の自閉解釈と命題の真理条件
- 補論3 存在論的証明の逆説論理と論証の無前提性
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