喧嘩両成敗の誕生
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喧嘩両成敗の誕生
(講談社選書メチエ, 353)
講談社, 2006.2
- タイトル読み
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ケンカ リョウセイバイ ノ タンジョウ
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注記
註: p207-222
内容説明・目次
内容説明
中世、日本人はキレやすかった!大名から庶民まで刃傷沙汰は日常茶飯、人命は鴻毛のごとく軽かった。双方の言い分を足して二で割る「折中の法」、殺人者の身代わりに「死の代理人」を差しだす「解死人の制」、そして喧嘩両成敗法。荒ぶる中世が究極のトラブル解決法を生みだすまでのドラマ。
目次
- プロローグ—現代に生きる喧嘩両成敗法
- 第1章 室町人の面目
- 第2章 復讐の正当性
- 第3章 室町社会の個と集団
- 第4章 室町のオキテ—失脚者の末路をめぐる法慣習
- 第5章 喧嘩両成敗のルーツをさぐる—室町人の衡平感覚と相殺主義
- 第6章 復讐の衝動—もうひとつの紛争解決策
- 第7章 自力救済から裁判へ—喧嘩両成敗の行方
- エピローグ—「柔和で穏やかな日本人」?
「BOOKデータベース」 より