クオリア入門 : 心が脳を感じるとき
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クオリア入門 : 心が脳を感じるとき
(ちくま学芸文庫)
筑摩書房, 2006.3
- タイトル読み
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クオリア ニュウモン : ココロ ガ ノウ オ カンジル トキ
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注記
「心が脳を感じるとき」(講談社 1999年刊)の改題
参考文献: p308-311
内容説明・目次
内容説明
“私たちの心のすべては、私たちの脳のニューロンの発火に伴って起こる「脳内現象」にすぎない”。人間を、世界のほかのあらゆるものと区別するのは、「心」の存在だ。そして、われわれの心の中のすべての表象は、クオリアというそれ以上分割できない単位からできている。風にそよぐ木々の動きや葉の色、鼻孔をふるわす芳香—さまざまなクオリアたちを表象する“心”が、脳内にいかにして現象するか。さらにクオリアと「私」の心を結ぶ「志向性」の新たな展開とは?脳科学の現在から「私の心」の見取り図へ。模索する独創的思考の息づかいが感じられる格好の入門篇。
目次
- 第1章 心は脳内現象である
- 第2章 脳の中の相対性理論
- 第3章 心が脳に宿るとき
- 第4章 主観性としての「私」
- 第5章 心はどこにあるか?
- 第6章 「私」の見取り図
- 第7章 脳と環境の相互作用
- 第8章 「私」が私であるために
「BOOKデータベース」 より