月経と犯罪 : 女性犯罪論の真偽を問う

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月経と犯罪 : 女性犯罪論の真偽を問う

田中ひかる著

批評社, 2006.3

タイトル読み

ゲッケイ ト ハンザイ : ジョセイ ハンザイロン ノ シンギ オ トウ

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注記

引用・参考文献一覧: p152-165

内容説明・目次

内容説明

1974年に起きた甲山事件—警察は、事件関係者の女性全員に月経日を申告させ、無実の女性を逮捕する根拠とした。それから30年。今も犯罪学のテキストには、月経と殺人、放火、万引きとのかかわりが説かれている。月経は本当に犯罪の引き金となるのだろうか?神近市子によるアナーキスト大杉栄刺傷事件、女優松井須磨子の自殺など大正時代の事例から、ロンブローゾ以来の“女性犯罪論”、最新の“医学的根拠”までを徹底検証し、“犯罪における月経要因説”の信憑性に迫る。

目次

  • 第1章 犯罪における月経要因説と“新しい女”たち
  • 第2章 女性犯罪論の起源
  • 第3章 猟奇犯罪の時代
  • 第4章 生理休暇と精神鑑定
  • 第5章 月経要因説の精神医学的解釈
  • 第6章 月経要因説の心理学的解釈
  • 第7章 K.ダルトンの“犯罪におけるPMS要因説”

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BA76087746
  • ISBN
    • 4826504381
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    165p
  • 大きさ
    20cm
  • 分類
  • 件名
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