神国日本
著者
書誌事項
神国日本
(ちくま新書, 591)
筑摩書房, 2006.4
- タイトル別名
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神国日本
- タイトル読み
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シンコク ニホン
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注記
引用・参考文献一覧: p229-232
内容説明・目次
内容説明
日本は神国である。—誰もが耳にしたことのあるこの言説。しかし、われわれは、「神国日本」がいったい何を意味するのか、本当に知っているのだろうか?その展開を実証的にたどってみると意外な事実が見えてくる。たとえば、「ナショナリズム」を高揚させるイデオロギーと思われがちなこの思想も、中世においては、必ずしも、他国に対する日本の優越を説くものではなかったのだ。その他、天皇・仏教的世界観など、さまざまな観点より、古代から中世、そして近世・近代に至る神国言説を読み解く。一千年の精神史。
目次
- 序章 神国思想・再考への道
- 第1章 変動する神々の世界
- 第2章 神と仏との交渉
- 第3章 神国思想の成立と変容
- 第4章 神国思想の歴史的意義
- 第5章 疎外される天皇
- 終章 神国の行方
「BOOKデータベース」 より