書誌事項

曖昧の七つの型

ウイリアム・エンプソン著 ; 岩崎宗治訳

(岩波文庫, 赤(32)-293-1, 赤(32)-293-2)

岩波書店, 2006

タイトル別名

Seven types of ambiguity

タイトル読み

アイマイ ノ ナナツ ノ カタ

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注記

原著第3版 (Chatto and Windus, 1953) の全訳

内容説明・目次

巻冊次

上 ISBN 9784003229316

内容説明

“詩”は曖昧にあり—シェイクスピアから現代まで英詩を自在によむ革命的な詩論を24歳で出版したエンプソン。彼を担いだ新批評家たちよりも「広く深い社会観を具えた批評の実践」(イーグルトン)である本書、そして曖昧の概念は、20世紀言語学にも影響を与えた。戦前の日本と戦時の中国で教壇に立った生涯も、今、多方面から注目されている。
巻冊次

下 ISBN 9784003229323

内容説明

“曖昧”という、詩の魅力の源泉。古今の例から文彩や地口を鮮やかに解説したエンプソンは、本書後半ではテクストの幸運な混乱や矛盾、作者の心理、読者による解釈の発明を説明しようとする。同時代のフロイト思想に触発された“新しい批評書”は、後の構造主義や脱構築を凌ぐ社会性・多様性・現代性を示している。

目次

  • 4 第四の型
  • 5 第五の型
  • 6 第六の型
  • 7 第七の型
  • 8 結語

「BOOKデータベース」 より

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