霧笛の長崎居留地 : ウォーカー兄弟と海運日本の黎明
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霧笛の長崎居留地 : ウォーカー兄弟と海運日本の黎明
(長崎新聞新書, 018)
長崎新聞社, 2006.3
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ムテキ ノ ナガサキ キョリュウチ : ウォーカー キョウダイ ト カイウン ニホン ノ レイメイ
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Description and Table of Contents
Description
ストーリーは一人の英国人船乗りが、明治維新の日本に上陸したことから始まった。兄ウィルソン、弟ロバートのウォーカー兄弟は、日本の命運を握る海運の発展に、三菱の大型蒸気船の船長としておおいに貢献する。それぞれ栄光と挫折を胸に陸にあがった二人は、長崎外国人居留地の住人としてこの港町に碇を降ろした。しかし、国籍、混血児、戦争、原爆…家族は難破船のように歴史に翻弄される、居留地最後の外国人となるまで。
Table of Contents
- 1 船長ウィルソンと“日の丸”蒸気船(土佐藩主と英国人船員;日本船の舵をとって ほか)
- 2 船長ロバートの蹉跌(ロバート、長崎へ;長崎での新しい生活 ほか)
- 3 ウォーカー兄弟の長崎(キリンビール;瀬戸内海の水先案内人 ほか)
- 4 それぞれの航海(歓喜の日々;海軍と造船所 ほか)
- 5 ロバート二世の憂鬱(国際貿易港の衰退;ウォーカー家最後の一人 ほか)
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