あるヒステリー分析の断片 : ドーラの症例
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書誌事項
あるヒステリー分析の断片 : ドーラの症例
(ちくま学芸文庫, [フ4-6])
筑摩書房, 2006.5
- タイトル別名
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Bruchstück einer Hysterie-Analyse
- タイトル読み
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アル ヒステリー ブンセキ ノ ダンペン : ドーラ ノ ショウレイ
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注記
参考文献: pvii-xiii
内容説明・目次
内容説明
ドーラに何が起こったのか。夜尿、偏頭痛、咳、そして失声、失神。このユダヤ人少女の病は長く重い。原因はわからない、あるいは多すぎる。しかしフロイトは言う、「口を閉ざす者は指先で語り、体中の毛穴からは秘密が漏れ出てくる」と。その分析と治療ははたして成功したのだろうか。「夢とヒステリー」と題された本作は、『ヒステリー研究』と『夢解釈』を書いたフロイトが、精神分析の理論と技法をいっそう成熟させた有名な症例研究である。疾病利得、症状行為、転移といった基礎概念に具体的な裏づけが与えられる。そのロマネスクな文体の魅力に加え、「いままでに書いたなかでもっとも精妙なもの」とフロイトが自賛する作品が新訳で登場。
目次
- 第1章 病状
- 第2章 第一の夢
- 第3章 第二の夢
- 第4章 あとがき
「BOOKデータベース」 より