ヨーロッパ文化と「日本」 : モデルネの国際文化学
著者
書誌事項
ヨーロッパ文化と「日本」 : モデルネの国際文化学
昭和堂, 2006.4
- タイトル別名
-
ヨーロッパ文化と日本 : モデルネの国際文化学
佐賀大学文化教育学部研究叢書
- タイトル読み
-
ヨーロッパ ブンカ ト ニホン : モデルネ ノ コクサイ ブンカガク
大学図書館所蔵 件 / 全122件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
注記
参考文献: 各章末
カバージャケットに「佐賀大学文化教育学部研究叢書 1」とあり
収録内容
- 初期バロック絵画の視の方法 (モード) : カラヴァッジオと一六世紀ロンバルディアの美術理論および「観想」 / 吉住磨子
- 機械に宿る理想 : フランス世紀末の女アンドロイド / 粗野毅
- アイルランド独立蜂起にみるナショナリズムとテロリズム : パトリック・ピアスを死へと駆り立てたものは何であったか / 木原誠
- 「新しい人間」と「フォルク (民衆・民族・人民) の再生」 : ドイツ青年運動からバウハウスへ / 田村栄子
- 「新しい天地」を求めて : 『アントニーとクレオパトラ』をジェンダーで読む / 朱雀成子
- 《大地の歌》から見た東洋 : マーラーにおけるエキゾチズムと東洋思想 / 高野茂
- 「近代の超克」と「東洋人の時代」 : 生田長江の「超近代」 / 菅原潤
- 東西の身体諸技法の展開 / 原田奈名子
- 国民化のなかのジェンダー : 日本・中等教育段階の国語科 / 浮田真弓
- 現代インドネシアにみる「近代」の暗黒と日本 / 山崎功
- 戦争・占領と文学 : 隠蔽と亡霊 / 浦田義和
- 自己を俯瞰するエスノセントリズムの方へ : 多文化教育を素材として / 吉岡剛彦
内容説明・目次
内容説明
本書は国際文化学の今日的課題について、モデルネを軸として「ヨーロッパ文化と“日本”」を論じることにより応答しようとする一つの試みである。身体系・芸術系・社会科学系・人文系のものが、ヨーロッパ諸国と“日本”(日本が植民地化した領域およびアメリカ占領下の沖縄をも含む)をフィールドに、生き、考え、創造し、喜び、嘆き、憤ったひとびとの姿を論じた。
目次
- 第1部 モデルネの開花と展開—伝統/近代/反近代(初期バロック絵画の視の方法—カラヴァッジオと一六世紀ロンバルディアの美術理論および「観想」;機械に宿る理想—フランス世紀末の女アンドロイド;アイルランド独立蜂起にみるナショナリズムとテロリズム—パトリック・ピアスを死へと駆り立てたものは何であったか ほか)
- 第2部 隣接性のモデルネ—東西の境界を超えて(「新しい天地」を求めて—『アントニーとクレオパトラ』をジェンダーで読む;『大地の歌』から見た東洋—マーラーにおけるエキゾチズムと東洋思想;「近代の超克」と「東洋人の時代」—生田長江の「超近代」 ほか)
- 第3部 モデルネとナショナリズム(国民化のなかのジェンダー—日本・中等教育段階の国語科;現代インドネシアにみる「近代」の暗黒と日本;戦争・占領と文学—隠蔽と亡霊 ほか)
「BOOKデータベース」 より