存在と知覚 : バークリ復権と量子力学の実在論
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存在と知覚 : バークリ復権と量子力学の実在論
(《思想*多島海》シリーズ, 6)
法政大学出版局, 2006.4
- タイトル読み
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ソンザイ ト チカク : バークリ フッケン ト リョウシ リキガク ノ ジツザイロン
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内容説明・目次
内容説明
哲学的存在論の真の舞台として“客観的実在”のバークリ次元を究明し、主客二元論的思考の克服、量子的実在世界の新たな哲学的基礎づけを試みる。
目次
- 唯物論の二つのドグマ—知覚外界像説と物自体主義(現代唯物論の理論的危機はどこにあるか;知覚外界像説のアポリア;レーニン唯物論とその物自体主義のアポリア)
- 知覚外界像説と物自体主義のパラドクス—冷蔵庫のなかで赤いリンゴは実在しうるか(近代人の思考様式としての主客二元論;冷蔵庫の中で赤いリンゴは実在しうるか—知覚外界像説と物自体主義のパラドクス ほか)
- バークリ“存在即知覚”命題の哲学的分析(レーニン“実在モデル”とバークリ“実在モデル”;知覚現在・知覚中断・知覚捨象という新しい概念;バークリの“存在即知覚”命題の正当性)
- 実在とはなにか(真の実在は物自体か、知覚事物か;新しい「実在」概念はいかに規定されうるか;量子力学における「実在」問題の中心にあるもの;バークリ次元と人間原理からみた宇宙の存在性)
「BOOKデータベース」 より