数学を愛した作家たち
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書誌事項
数学を愛した作家たち
(新潮新書, 167)
新潮社, 2006.5
- タイトル読み
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スウガク オ アイシタ サッカ タチ
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注記
主要参考文献: p189-191
内容説明・目次
内容説明
自らの描いた数学教師「坊っちゃん」より、はるかに数学が得意だった漱石。数学が苦手で、士官学校の受験に失敗した二葉亭四迷。父親や社会の偽善を憎むがゆえに数学に没頭した、少年時代のスタンダール。英国の科学・数学偏重の風潮を、ガリヴァーに托して皮肉ったスウィフト—。東西11人の作家と数学、作品と数学にまつわるエピソード集。文学的素養や発想法に着目した、古今の数学者たちについても触れる。
目次
- 作家と数学
- 「坊っちゃん」より数学が得意—夏目漱石
- 試験さえなければ数学は面白い—正岡子規
- 数学教師は異常性格者—泉鏡花
- 数学ができなくて士官学校不合格—二葉亭四迷
- 幾何学で女房教育—石川達三
- 和算小説の先駆者—新田次郎
- 日本の古典と計算—井原西鶴
- 九九を知らなかったイギリス貴族—スウィフト
- 数学にも偽善がある—スタンダール〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より