国境の植民地・樺太
著者
書誌事項
国境の植民地・樺太
(塙選書, 104)
塙書房, 2006.5
- タイトル別名
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国境の植民地樺太
- タイトル読み
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コッキョウ ノ ショクミンチ カラフト
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注記
参考文献: p167-173
初版第2刷(2010年6月15日)は、「姿を消した高齢者たち-増刷にあたって」(P174)の記載あり
内容説明・目次
内容説明
日本とロシア(ソ連)の国境が交錯した樺太には、両国民以外にも、北方民族のアイヌ・ニブフ・ウィルタや中国人、さらには多層的な移住朝鮮人が混在した。日本統治下の樺太は、水産資源から森林・パルプ、そして石炭へとその主要な産業を変化させつつ、複雑な相貌を持つ境界に位置した植民地であった。本書では、現代のサハリンを踏査した著者のリポートも織り交ぜながら、日本の植民地時代の樺太を通観し、国境・民族・植民地といった問題を、朝鮮や満州などの植民地研究とは異なる視角から、みつめなおす。
目次
- プロローグ 国境と植民地
- 1 豊原出現
- 2 北海道に倣って
- 3 紙の王国
- 4 越境する人々
- 5 森林から石炭へ
- エピローグ 鉄のカーテンの彼方へ
「BOOKデータベース」 より