書誌事項

近代日本の海外学術調査

山路勝彦著

(日本史リブレット, 64)

山川出版社, 2006.5

タイトル読み

キンダイ ニホン ノ カイガイ ガクジュツ チョウサ

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注記

参考文献: 巻末

内容説明・目次

内容説明

明治期以後、多くの日本人が海外に出向き、異なる文化に出会ってきました。人類学者もそのなかの一員です。この学問は、自分とは異なる人たちの文化を記述することに携わってきました。その方法は伝統的に野外調査を中心にしていて、生身の人間とじかに接して研究を行ってきたという、他の学問とは違ったえがたい特色をもっています。しかしまた、その生身の人間とはおもに植民地の住民であって、しがたって人類学は植民地を舞台に研究を進めてきたという一面ももっています。読者の皆さまには、こうした歴史を踏まえて、学術調査のありかたを考えるよすがになれば、と希望しています。

目次

  • 人類学者の学的営み
  • 1 学術調査の黎明期
  • 2 植民地統治と研究調査
  • 3 人類学者と海外調査
  • 4 戦時下の人類学

「BOOKデータベース」 より

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