ガリレオの迷宮 : 自然は数学の言語で書かれているか?
著者
書誌事項
ガリレオの迷宮 : 自然は数学の言語で書かれているか?
共立出版, 2006.5
- タイトル別名
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Galileo's labyrinth : is nature written in mathematical language?
- タイトル読み
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ガリレオ ノ メイキュウ : シゼン ワ スウガク ノ ゲンゴ デ カカレテ イルカ
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注記
参考文献: p[495]-527
内容説明・目次
内容説明
自然を数学的に解明する際にガリレオは様々な困難に直面した。その研究上の歩みは、迷路の中を彷徨うものであり、ガリレオを長い間捉えていた。これが「第1の迷宮」である。本書はガリレオ運動論の形成過程を歴史的に再構成することで、その迷宮の構造を解明する。また近代科学的な世界理解の基本様式は、現代の我々をも捉えている。その創設者の一人がガリレオであったという意味では、近代科学そのものが「第2の迷宮」となる。
目次
- 第1章 ガリレオ運動論の発展段階—分析方法と本書の構成
- 第2章 迷宮への入口—1604年
- 第3章 迷宮の手前で—初期の研究(1590年〜1604年)
- 第4章 迷宮での彷徨1—前期の研究(1604年〜1610年)
- 第5章 迷宮での彷徨2—中期の研究(1610年〜1625年)
- 第6章 迷宮からの脱出—1625年頃
- 第7章 迷宮を後にして—後期の研究(1625年〜1638年)
- 第8章 残された問い—晩期の研究(1638年〜1642年)
- 第9章 ガリレオ運動論の方法—その歴史的意義と問題性
「BOOKデータベース」 より