ソロモンの指環 : 動物行動学入門
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書誌事項
ソロモンの指環 : 動物行動学入門
早川書房, 2006.6
- : 新装版
- タイトル別名
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Er redete mit dem Vieh, den Vögeln und den Fischen
- タイトル読み
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ソロモン ノ ユビワ : ドウブツ コウドウガク ニュウモン
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注記
1963年刊の新装版
内容説明・目次
内容説明
孵卵器のなかでハイイロガンのヒナが孵った。小さな綿毛のかたまりのような彼女は大きな黒い目で、見守る私を見つめ返した。私がちょっと動いて話しかけたとたん、ガンのヒナも私にあいさつした。こうして彼女の最初のあいさつを「解発」してしまったばかりに、私はこのヒナに母親として認知され、彼女を育てあげるという途方もない義務を背負わされたのだが、それはなんと素晴らしく、愉しい義務だったことか…「刷り込み」理論を提唱し、動物行動学をうちたてた功績でノーベル賞を受賞したローレンツ博士が、溢れんばかりの喜びと共感をもって、研究・観察の対象にして愛すべき友である動物たちの生態を描く、永遠の名作。
目次
- 動物たちへの忿懣
- 被害をあたえぬもの—アクアリウム
- 水槽の中の二人の殺人犯
- 魚の血
- 永遠にかわらぬ友
- ソロモンの指環
- ガンの子マルティナ
- なにを飼ったらいいか!
- 動物たちをあわれむ
- 忠誠は空想ならず
- 動物たちを笑う
- モラルと武器
「BOOKデータベース」 より