書誌事項

分子進化と分子系統学

根井正利, S.クマー共著 ; 根井正利監訳・改訂 ; 大田竜也, 竹崎直子共訳

培風館, 2006.7

タイトル別名

Molecular evolution and phylogenetics

タイトル読み

ブンシ シンカ ト ブンシ ケイトウガク

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注記

引用文献: p358-388

内容説明・目次

内容説明

分子進化研究に役立つ統計的なデータ解析手法を、近年新たに開発されたものも含めて紹介し、実際の解析の中でどう使いこなすかを説明する書である。本書のデータ解析では著者開発のものを含む様々なコンピューター・プログラムを使うことを前提としているが、手法の根底にある論理の理解を重視し、最小限の数学を用いて解説している。しばしば議論の的となってきた数々の手法の中から、生物学的に現実的な仮定に基づいた手法が重点的に取り上げられ、様々なケースにおける各手法の長所・短所も、著者の深い見識に基づいて明快に整理されている。分子進化研究にかかわる学生、研究者必携の書である。

目次

  • 進化の分子生物学的基礎
  • アミノ酸配列の進化的変化
  • 塩基配列の進化的変化
  • 同義および非同義塩基置換数
  • 系統樹
  • 系統樹の推定:距離法
  • 系統樹の推定:最節約法
  • 系統樹の推定:最尤法
  • 系統樹の精度と統計的検定
  • 分子時計と線形化系統樹
  • 祖先タンパクのアミノ酸配列と自然選択
  • 遺伝的多型と進化
  • 遺伝的マーカーによる集団系統樹
  • 将来への展望

「BOOKデータベース」 より

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