摂食障害の精神分析的アプローチ : 病理の理解と心理療法の実際

書誌事項

摂食障害の精神分析的アプローチ : 病理の理解と心理療法の実際

松木邦裕, 鈴木智美編

(精神分析臨床シリーズ)

金剛出版, 2006.7

タイトル読み

セッショク ショウガイ ノ セイシン ブンセキテキ アプローチ : ビョウリ ノ リカイ ト シンリ リョウホウ ノ ジッサイ

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注記

執筆: 松木邦裕ほか

文献: 各章末

内容説明・目次

内容説明

摂食障害は、同じ症状に見えてもクライエントの深いこころの世界にまで踏み込まなければ鑑別診断が難しく、安易な取り組みがゆるされない死の可能性すらある重い疾患である。本書は、そんな中核的な摂食障害の治療を続けている編者らによる、あまたあるガイドライン的書物とは一線を画した、本格的な摂食障害のための臨床書である。

目次

  • 第1部 視点(対象関係論から理解する摂食障害の病態とパーソナリティ—そして、それに基づく分析的臨床)
  • 第2部 治療の実際(未分化な情緒に触れ続けること—他者への迎合を続ける過食症女性との入院精神療法過程;拒食症における不安の源泉;こころの真実に触れることの難しさ;自己愛的世界から抜け出した過食症の一例—8年半の治療経過から;母親の身体に閉じこもること—過食症者の「閉所」恐怖心性をめぐって)
  • 第3部 コンテイニング(摂食障害患者の看護の実際—自殺を果たそうとし続ける患者への対応における受け持ちナースの役割と看護チームの役割;摂食障害治療でのマネージメント—Creating,Containing,Functioning, and Tolerating)

「BOOKデータベース」 より

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