憲法は、政府に対する命令である。
著者
書誌事項
憲法は、政府に対する命令である。
平凡社, 2006.8
- タイトル別名
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憲法は政府に対する命令である
- タイトル読み
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ケンポウ ワ セイフ ニ タイスル メイレイ デ アル
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内容説明・目次
内容説明
日本国憲法が決めているのは、政治政策決定システムだけではない。「政府」とは何か、「政府」と「国民」とがどのように関係しているか、「市民社会」、「人権」、「平等」、「政治活動」、「国の安全保障」などが描かれている。そして日本国憲法は、もちろん「理想郷」を構成する憲法ではなく、弱点、批判するべきところもある。ただ、読者のアイデンティティの一側面が「市民」である以上、そのアイデンティティは憲法に密接に結びついている。つまり、「憲法なんて、私は関係ないよ」といえる国民はいない。そのことをわかっていただければ、著者としては満足である。
目次
- 第1章 憲法が国のかたちや人びとの生活を決める
- 第2章 国民には、憲法に従う義務があるか
- 第3章 前文の「われら」とは、誰のことか
- 第4章 日本国憲法は、誰が誰に押しつけた憲法なのか
- 第5章 押しつけられた第九条と安保条約の意味
- 第6章 人権条項は誰のためにあるのか
- 第7章 思想・表現・言論の自由はなぜ必要か
- 第8章 平等のさまざまな意味
- 第9章 政治活動は市民の義務である
- 第10章 政教分離はなぜ必要なのか
- 第11章 憲法の原則を変えることは、もはや「改正」ではない
「BOOKデータベース」 より