美酒と革囊 : 第一書房・長谷川巳之吉
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書誌事項
美酒と革囊 : 第一書房・長谷川巳之吉
河出書房新社, 2006.8
- タイトル別名
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美酒と革囊 : 第一書房長谷川巳之吉
- タイトル読み
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ビシュ ト カクノウ : ダイイチ ショボウ ハセガワ ミノキチ
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内容説明・目次
内容説明
震災後の出版界に美と豪奢の時を築き、刊行書目をもって自叙伝を書くという高邁な精神を貫いた男がいた。堀口大學、萩原朔太郎らの絢爛たる造本の豪華本を刊行し、徹底した在野精神、反アカデミズムで「第一書房文化」と讃えられて大正・昭和の出版・文学界をリードしながら、最盛期の昭和十九年に自ら書肆を閉じた伝説の出版人の航跡と謎を追う、渾身の評伝。伝説の出版人の二十年の航跡を追い昭和文化の全体像を鮮やかに再現した。
目次
- 第1部(反時代的に;震災まで;東京復興;美酒と革嚢)
- 第2部(第一書房という出版社があった;英国大使館通り;第一書房文化—「セルパン」まで;第一書房文化—「氷島」まで;春山行夫登場;ある転向;戦時体制版;「永住の地」へ—鵠沼移住;第一書房新体制;第一書房廃業)
「BOOKデータベース」 より