和魂洋才の系譜 : 内と外からの明治日本
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和魂洋才の系譜 : 内と外からの明治日本
(平凡社ライブラリー, 585,
平凡社, 2006
- 上
- 下
- タイトル別名
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和魂洋才の系譜 : 内と外からの明治日本
- タイトル読み
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ワコン ヨウサイ ノ ケイフ : ウチ ト ソト カラノ メイジ ニホン
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注記
河出書房新社 1971年刊の再刊
内容説明・目次
- 巻冊次
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上 ISBN 9784582765854
内容説明
明治日本の人々は、西洋の衝撃に対してどのように応答したのか。異質の文明との対比によって自己を認識し、個人として、また民族としての生き方を将来に向かって問いかけ、方向づけようとした、その努力の歴史を跡づける。明治という“豊富な過渡期”を縦横に考察し、“日本とは何か”を問うた画期的名著。
目次
- 第1部 非西洋の近代化とその心理(和魂洋才の系譜;西洋文明との出会いの心理)
- 第2部 非西洋の近代化と人種間問題(森鴎外と黄禍論—軍人、科学者、外国研究者の知的責任;白人の重荷と黄人の重荷—キプリングと徳富蘇峰;黄禍と白禍—アナトール・フランスの見方をめぐって;日本海海戦—ファレールの比較文化論的考察;戦時下の日本—クーシューが見た明治三十七年の東京 ほか)
- 巻冊次
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下 ISBN 9784582765915
内容説明
明治日本の人々は、西洋の衝撃に対してどのように応答したのか。異質の文明との対比によって自己を認識し、個人として、また民族としての生き方を将来に向かって問いかけ、方向づけようとした、その努力の歴史を跡づける。明治という“豊富な過渡期”を縦横に考察し、“日本とは何か”を問うた画期的名著。
目次
- 第3部 西欧化日本と和魂の行方(「普請中」の国日本—森鴎外の短篇とレンジェルの人種劇『颱風』をめぐって;森鴎外の『花子』—見返りの心理;「『生ひ立ちの記』序」について—大正期の鴎外における日本と西洋;尊皇攘夷と開国和親—鴎外作『津下四郎左衛門』をめぐって;ロシア革命と森鴎外—「『天の鍵』序」について;正宗白鳥の『迷妄』—『神曲』と『妄想』との関連で;地下の鴎外が心—遺言について)
- 付録 中野重治氏の非難に答える
- 書評(第一級の知的な作品;他者との対決における日本;明晰な論理と豊かな想像力)
「BOOKデータベース」 より