福祉国家の経済思想 : 自由と統制の統合 The welfare state in economic thought : towards an integration of freedom and control

書誌事項

福祉国家の経済思想 : 自由と統制の統合 = The welfare state in economic thought : towards an integration of freedom and control

小峯敦編

ナカニシヤ出版, 2006.10

タイトル読み

フクシ コッカ ノ ケイザイ シソウ : ジユウ ト トウセイ ノ トウゴウ

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注記

参考文献: 各章末

内容説明・目次

内容説明

マーシャル、ピグー、ベヴァリッジなど、福祉国家をデザインした経済学者たちの思想を振り返り、その現代的意義を考察。未完のプロジェクトとしての福祉国家の完成像を探る。

目次

  • 序章 福祉国家の現代性—経済思想から振り返る
  • 第1章 A.マーシャルによる社会問題の再発見—19世紀後期の労働者階級
  • 第2章 ピグーの福祉社会論—市民的能動性と優生思想
  • 第3章 ウェッブ夫妻における「進歩」の構想—失業対策をめぐるベヴァリッジとの対立
  • 第4章 戦間期アメリカの「計画化」—J.M.クラークを中心に
  • 第5章 ミュルダールにおける福祉国家と福祉世界—累積的因果関係論による統合的理解
  • 第6章 他者志向型自由主義の法理論—ヴォランタリズムの展開と法
  • 第7章 サッチャー・ブレアの挑戦—労働市場観とワークフェア政策
  • 第8章 ベヴァリッジの福祉社会論—三部作の統合
  • 人物録

「BOOKデータベース」 より

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