幻視する近代空間 : 迷信・病気・座敷牢、あるいは歴史の記憶

書誌事項

幻視する近代空間 : 迷信・病気・座敷牢、あるいは歴史の記憶

川村邦光著

(復刊選書, 8)

青弓社, 2006.10

タイトル別名

幻視する近代空間 : 迷信病気座敷牢あるいは歴史の記憶

タイトル読み

ゲンシ スル キンダイ クウカン : メイシン ビョウキ ザシキロウ アルイワ レキシ ノ キオク

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内容説明・目次

内容説明

近代化の波のなか、民俗社会の危機的な状況に浮上したさまざまな事件—血税一揆、トラホーム、狐憑き、座敷牢などを軸として、変容する民衆の心性・コスモロジーと、それが国家による「死の共同体」へと統合されていく過程を透視する転換期の精神史。

目次

  • 1 “迷信”と感情教育(「血税一揆」の民俗的心性;トラホームと感情教育)
  • 2 狐憑きから「脳病」「神経病」へ(狐憑きの民俗;精神医学の狐憑きへの視線;「脳病」「神経病」のイデオロギー)
  • 3 座敷牢と幻視する霊魂(座敷牢の生産;狐憑きから妄想へ;出口なおの近代/日常性批判)
  • 4 近代日本と霊魂の行方(位牌の漂泊;霊魂の近代)

「BOOKデータベース」 より

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