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スキャンダル戦後美術史

大宮知信著

(平凡社新書, 345)

平凡社, 2006.10

タイトル読み

スキャンダル センゴ ビジュツシ

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内容説明・目次

内容説明

戦時中に描かれた戦争画と画家の責任問題から、後を絶たぬ贋作の横行と絵画のバブル商品化、日本各地に数多く創設された美術館の経営危機、そして、東京芸大が抱える非芸術的な受験現象まで、戦後の美術界は、金と欲と権威主義が絡んだスキャンダラスな出来事に事欠かない。世を騒がせた「アートシーン」の背景を読み解き、この国の美術のあるべき姿を問う事件簿。

目次

  • 第1章 戦争画家たちの戦後処理
  • 第2章 贋作に振り回される人たち
  • 第3章 前衛アートは徒花だったのか
  • 第4章 絵画バブルの宴のあと
  • 第5章 終焉を迎えた「美術館の時代」
  • 第6章 芸術大学の非芸術的騒動

「BOOKデータベース」 より

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