永井荷風という生き方
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永井荷風という生き方
(集英社新書, 0364F)
集英社, 2006.10
- タイトル読み
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ナガイ カフウ ト イウ イキカタ
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内容説明・目次
内容説明
人生、老いてますます楽し。永井荷風といえば、天下一品の名文で『歓楽』などを発表して、一世を風靡した文学者であったが、その生き方はかなりユニークで、親類縁者に頼らず、作家仲間と群れることもなく、ケチ、女好きなどと呼ばれながら満七十九年の生涯をたった一人で生き抜いた。死の前日まで、四十二年間にわたって書き続けられた日記『断腸亭日乗』には、永井荷風という作家として、一人の男としての本音が満ちあふれているだけでなく、明治、大正、昭和にわたる社会風俗、性風俗の貴重な記録ともなっている。
目次
- 初恋のころ
- 結婚と離婚の本音
- 日記の執念
- 女性とのつきあい
- 気ままな老い
- ユニークな食事風景
- 日和下駄
- 風流な主治医
- 反抗精神の裏おもて
- 口に出さない文明批評
「BOOKデータベース」 より