列島史の南と北
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列島史の南と北
(近世地域史フォーラム, 1)
吉川弘文館, 2006.11
- タイトル読み
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レットウシ ノ ミナミ ト キタ
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注記
参考文献: 各論文末
収録内容
- 南からの視座:
- 近世日本の境界領域 : 琉球の視点を中心として / 真栄平房昭著
- 中国に対する琉日関係の隠蔽政策と「道之島」 / 上原兼善著
- 近世琉球における綿子の生産 : 久米島への供給体制を中心に / 深澤秋人著
- 近世琉球と「日本の国境」 : 唐人証文の分析 / 渡辺美季著
- 南と北をつなぐ
- 大坂市場と琉球・松前物 / 荒武賢一朗著
- 天保期における抜荷問題と新潟・蝦夷地 / 浅倉有子著
- 北からの視座:
- 十八〜十九世紀の北太平洋世界における樺太先住民交易とアイヌ / 高倉浩樹著
- アイヌの霊送り儀礼と場所請負制 / 秋野茂樹著
- 海峡を越える地域間交流 / 瀧本壽史著
- 「蝦夷征伐」と地域史認識 : 津軽地方の田村麻呂伝説を中心に / 菊池勇夫著
内容説明・目次
内容説明
日本列島の南と北に存在する“周縁領域”。琉球の境界性、樺太先住民交易とアイヌなど、南北地域の特質を東アジア世界との関わりから解明。さらに大坂市場など南と北をつなぐ地域にも触れ、近世地域社会の姿を描き出す。
目次
- 1 南からの視座(近世日本の境界領域—琉球の視点を中心として;中国に対する琉日関係の隠蔽政策と「道之島」;近世琉球における綿子の生産—久米島への供給体制を中心に;近世琉球と「日本の国境」—唐人証文の分析)
- 2 南と北をつなぐ(大坂市場と琉球・松前物;天保期における抜荷問題と新潟・蝦夷地)
- 3 北からの視座(十八〜十九世紀の北太平洋世界における樺太先住民交易とアイヌ;アイヌの霊送り儀礼と場所請負制;海峡を越える地域間交流;「蝦夷征伐」と地域史認識—津軽地方の田村麻呂伝説を中心に)
「BOOKデータベース」 より