新・学歴社会がはじまる : 分断される子どもたち
著者
書誌事項
新・学歴社会がはじまる : 分断される子どもたち
青灯社, 2006.11
- タイトル別名
-
新学歴社会がはじまる : 分断される子どもたち
- タイトル読み
-
シン ガクレキ シャカイ ガ ハジマル : ブンダン サレル コドモ タチ
大学図書館所蔵 件 / 全177件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
内容説明・目次
内容説明
学力の二極化が進んでいる。私立中学や中高一貫校に進む少数のできる子。塾や家庭教師を頼める富裕層の子弟で、詰め込み教育復活の結果、早いうちからストレスをためこみ、家庭内暴力も少なくない。一方、その他大勢の、できる子以外は習熟度別授業で別コースに固定され、学習意欲も低く、将来の下流社会人候補だ。経済界の要請を受けた国のエリート教育政策への転換が今日、学校現場を荒廃させている。子どもの立場にたつ教育論の第一人者が、その深刻な現状と再生を考える。
目次
- 1 広がる格差—階層社会化する日本
- 2 教育格差と学校の多様化・複線化—競争原理と選択の自由の真相
- 3 学力格差を拡大化させた学力低下論争—その経緯と真相と結末
- 4 働き方・生き方の格差—ニート問題から見えるもの
- 5 「勝ち組」の未来はバラ色か—バーチャルな金融教育の落とし穴
- 6 親の要求は「学力」よりも「心」—隠れる本音
- 7 機会平等、教育に希望を—ライフラインとしての教育保障
「BOOKデータベース」 より