漱石先生からの手紙 : 寅彦・豊隆・三重吉

書誌事項

漱石先生からの手紙 : 寅彦・豊隆・三重吉

小山文雄著

岩波書店, 2006.11

タイトル別名

漱石先生からの手紙 : 寅彦豊隆三重吉

タイトル読み

ソウセキ センセイ カラ ノ テガミ : トラヒコ トヨタカ ミエキチ

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注記

主な引用および参考書目: p207

内容説明・目次

内容説明

「文豪」夏目漱石が、個性あふれる弟子たちの「先生」としてどのような関わりを築いていったか。若き寺田寅彦、小宮豊隆、鈴木三重吉あての手紙を軸にその類い稀な交情交歓のさまを描き、いたわり励まし叱る「漱石先生」の真の優しさを浮き彫りにする。人間関係が希薄化に向かうとも見える現代に、本書は限りない示唆を与えよう。

目次

  • 寺田寅彦の章—漱石山房の草分け(俳句入門—五高(熊本)時代;清閑の時—子規とのこと;漱石先生帰朝、訪問頻繁となる ほか)
  • 小宮豊隆の章—先生に最も愛された人(漱石門二期生の代表格;「又来る時は大に弁じ給え」;「先生にして友達なるもの」 ほか)
  • 鈴木三重吉の章—木曜会のだだっ子(「箪笥を一つ奢ってくれませんか」;「金やん、金やん」;敬慕あふれる三重吉の「一大手紙」 ほか)

「BOOKデータベース」 より

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