書誌事項

時間はどこで生まれるのか

橋元淳一郎著

(集英社新書, 0373G)

集英社, 2006.12

タイトル別名

時間はどこで生まれるのか

タイトル読み

ジカン ワ ドコ デ ウマレルノカ

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注記

参考文献解説: p166-183

内容説明・目次

内容説明

なぜ時間は過去から未来に流れるのか。なぜ過去は定まっているのに、未来は未知なのか。相対性理論や量子論などの物理学を踏まえたうえで、こうした素朴な疑問に答える時間論は、これまで殆どなかった。現代物理学の知見を考慮しなかったり、日常の感覚を無視して議論していたためである。本書は、科学が明らかにした時間と空間の本質を基本としながらも、人間が日常的に感じる時間の性質を解き明かそうと試みる。人間的時間と物理学的時間を統合する、目からウロコの画期的な時間論。

目次

  • 第1章 なぜ今、時間論なのか
  • 第2章 相対論的時間と時間性
  • 第3章 量子論における時間の非実在性
  • 第4章 時間を逆行する反粒子
  • 第5章 マクロの世界を支配するエントロピーの法則
  • 第6章 主観的時間の創造
  • 第7章 時間の創造は宇宙の創造である

「BOOKデータベース」 より

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