ハリウッド100年のアラブ : 魔法のランプからテロリストまで

書誌事項

ハリウッド100年のアラブ : 魔法のランプからテロリストまで

村上由見子著

(朝日選書, 815)

朝日新聞社, 2007.2

タイトル読み

ハリウッド 100ネン ノ アラブ : マホウ ノ ランプ カラ テロリスト マデ

大学図書館所蔵 件 / 175

この図書・雑誌をさがす

注記

本書に登場する映画一覧: 巻末pi-viii

参考資料: 巻末pix-xviii

内容説明・目次

内容説明

9・11以後、アラブ世界は大きな注目を集めてきた。私たちが漠然とイメージするアラブ世界には、ハリウッド映画の影響が少なからずある。ハリウッドが発信するアラブ像はいつしか「グローバル・スタンダード」と化し、世界各地で受け入れられてきた。古くは『シーク』から、『アラビアのロレンス』、ディズニーのアニメ『アラジン』、そして最近の『ミュンヘン』『ユナイテッド93』に至るまで。そのイメージの連なりからは、アメリカのアラブに対する誤解、偏見、侮蔑、願望、さらには中東戦略や国家プロパガンダも見えてくる。ハリウッド100年を振り返り、「アメリカ映画からは見えないアラブ」「ハリウッドが描かなかったアラブ」を読み解く試み。

目次

  • 1 聖書世界とアラブ/イスラム
  • 2 アラビアン・ナイトの世界
  • 3 十字軍の幻想
  • 4 アラブの目覚めと「ロレンス伝説」
  • 5 『シーク』狂騒
  • 6 征伐されるアラブ人
  • 7 テロリストたちの肖像
  • 8 映画のような「戦争」と「テロ」

「BOOKデータベース」 より

関連文献: 1件中  1-1を表示

詳細情報

ページトップへ