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ロールズのカント的構成主義 : 理由の倫理学

福間聡著

勁草書房, 2007.2

Other Title

Kantian constructivism in Rawlsian ethics : the possibility of reasons-based ethics

Title Transcription

ロールズ ノ カントテキ コウセイ シュギ : リユウ ノ リンリガク

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Note

2004年6月に東北大学に提出し、2005年3月に博士(文学)の学位を授与された論文「J・ロールズの分析的倫理学の再構成-共有可能な理由を求めて」を基に加筆・修正したもの

文献: p281-291

Description and Table of Contents

Description

倫理学における『正義論』革命の全貌。「反照的均衡」という方法論を軸とした『正義論』は、規範倫理学・政治哲学の分野を活気づけた。しかしそれだけが『正義論』革命なのではない。ロールズの理論は、道徳の根本問題を考える道徳哲学・倫理学の分野にも衝撃を与えたのである。

Table of Contents

  • 序論 ロールズによる二つの革命
  • 第1部 ロールズの公共的理性(理由)の哲学(倫理学における構成主義—ロールズによる展開とその一解釈)
  • 第2部 ロールズのメタ倫理学(価値言明と道徳的判断の分析—道徳(価値)的判断とは如何なる判断か;道徳的判断の正当化—道徳的判断の正当化は如何にして可能か;道徳的存在論—道徳的事実とは如何なる事実であるのか;道徳的心理学—我々は道徳的判断を行うことによって必ず行為へと動機付けられうるのか)
  • 結語 構成主義とは・再び

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Details

  • NCID
    BA80851159
  • ISBN
    • 9784326101689
  • Country Code
    ja
  • Title Language Code
    jpn
  • Text Language Code
    jpn
  • Place of Publication
    東京
  • Pages/Volumes
    viii, 301p
  • Size
    22cm
  • Classification
  • Subject Headings
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