ホフマンと乱歩 : 人形と光学器械のエロス

書誌事項

ホフマンと乱歩 : 人形と光学器械のエロス

平野嘉彦著

(理想の教室)

みすず書房, 2007.2

タイトル別名

ホフマンと乱歩人形と光学器械のエロス

タイトル読み

ホフマン ト ランポ : ニンギョウ ト コウガク キカイ ノ エロス

大学図書館所蔵 件 / 136

注記

読書案内: p128-132

内容説明・目次

内容説明

ホフマンの『砂男』と乱歩の『押絵と旅する男』はともに、出来事が主人公の妄想なのか現実なのか判然としない、読者を不安に陥れる物語です。人形と望遠鏡—この共通項に、どんな物語の罠が仕掛けられているのでしょうか。フロイトの精神分析も引きながら、狂気とエロスの妖しい関係を探る奇想天外な小説指南の登場です。

目次

  • 第1回 E.T.A.ホフマン『砂男』(あやしい行商人;晴雨計;「眼」の系列について ほか)
  • 第2回 江戸川乱歩『押絵と旅する男』(ふたたび狂気と「レンズ仕掛け」との観念連合について;「覗きからくり」;二様の「覗き」 ほか)
  • 第3回 照合・比較・敷衍(フロイトの定言命題「コッポラはコッペリウスである」;フロイトの矛盾;ふたたび「眼」の系列について ほか)

「BOOKデータベース」 より

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