日本が問われていること : 連続講義東アジア
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書誌事項
日本が問われていること : 連続講義東アジア
岩波書店, 2007.2
- タイトル別名
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東アジア日本が問われていること : 連続講義
- タイトル読み
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ニホン ガ トワレテイル コト : レンゾク コウギ ヒガシアジア
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内容説明・目次
内容説明
近年、日本国内で「東アジア共同体」を模索する動きが加速化している。その一方で近隣諸国では「反日」の機運が高まっている。日本は東アジアといかなる関係性を保ちつつ近代国家として成長してきたのか。日本に向けられる植民地支配・戦争責任を追及する眼差しに、どう向き合えばよいのか。日韓中三国間での歴史認識のねじれの原因をつきとめ、日本の「東アジア」をめぐる思想と歴史を検証していかねばならない。第一部は日本から東アジアを問うに当たって、政治・経済での問題意識の共有化を図る。第二部は、東アジアを代表する思想家の一人である池明観氏が、日韓関係を中心に東アジアの近代を概観し普遍的な価値観を提言した「最終講義」。第三部は日本が直面する諸課題をめぐっての選択肢を提示する。第四部は、それまでの諸論点を踏まえて「東アジア共通の価値」を模索し、北朝鮮の核実験後の東アジアを展望した、日韓中の識者による共同討議。学生・社会人の受講者で大盛況だった慶應義塾大学経済学部の連続講義「現代社会史」の記録。
目次
- 第1部 東アジアのなかの日本(日本経済の未来と東アジア;国際政治からみた東アジアと日本)
- 第2部 特別講義—東アジアからみた日韓関係の過去・現在・未来(東アジアの過去・現在・未来;日本人のアジア認識—福沢諭吉と柳宗悦の場合 ほか)
- 第3部 日本の選択(日本国憲法と日本の役割;天皇制と民主主義 ほか)
- 第4部 共同討議(東アジア共通の価値を求めて;北朝鮮核実験後の東アジアを展望する)
「BOOKデータベース」 より