Bibliographic Information

国語学原論

時枝誠記著

(岩波文庫, 青N(38)-110-1, 2, 3)

岩波書店, 2007.3-2008.3

  • [正篇] 上
  • [正篇] 下
  • 続篇

Title Transcription

コクゴガク ゲンロン

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Note

[正篇]の底本: 「国語学原論」(岩波書店, 1941年刊)

続篇の底本: 「国語学原論 続篇」(岩波書店, 1955年刊)

シリーズ番号は背による. 標題紙, 表紙のシリーズ番号表示: 38-110-1, 2, 3

著者著述目録: [正篇]下p271-274

著者著述目録: 続篇p281-292

Description and Table of Contents

Volume

[正篇] 上 ISBN 9784003815014

Description

時枝誠記(一九〇〇‐一九六七)は、いわゆるソシュール的言語理論を批判し、「言語過程説」と名付けられた独自の言語観を提示した。「旧い国語研究の伝統」と「西洋言語学説の流れ」を見据え、国語学の新たな基礎づけを試みた。

Table of Contents

  • 第1篇 総論(言語研究の態度;言語研究の対象;対象の把握と解釈作業;言語に対する主体的立場と観察的立場;言語の存在条件としての主体、場面及び素材 ほか)
  • 第2篇 各論(音声論;文字論;文法論)
Volume

[正篇] 下 ISBN 9784003815021

Description

言語を主体を離れた客体的存在であるとする「言語実体観」や、言語を音声と意味の結合であるとする「構成主義的言語観」を真っ向から批判。言語はあくまでも主体的な活動それ自体であるとする「言語過程説」に立ってなされた問題提起の書。

Table of Contents

第2篇 各論(文法論〔承前〕;意味論;敬語論;国語美論)
Volume

続篇 ISBN 9784003815038

Description

本書は『国語学原論』正篇(一九四一年)の後を継いでその発展的な諸問題を扱う。“言語過程説”の立場から、言語を人間生活全体の中で捉え、それとの交渉連関において考えようとした、新たな国語学の設計図とも言うべき書。

Table of Contents

  • 第1篇 総論(『国語学原論正篇』の概要と『続篇』への発展;言語過程説の基本的な考え方;言語過程説における言語研究の方法)
  • 第2篇 各論(言語による思想の伝達;言語の機能;言語と文学;言語と生活;言語と社会及び言語の社会性;言語史を形成するもの)

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Details

  • NCID
    BA81203540
  • ISBN
    • 9784003815014
    • 9784003815021
    • 9784003815038
  • Country Code
    ja
  • Title Language Code
    jpn
  • Text Language Code
    jpn
  • Place of Publication
    東京
  • Pages/Volumes
    3冊
  • Size
    15cm
  • Classification
  • Subject Headings
  • Parent Bibliography ID
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