ベヴァリッジの経済思想 : ケインズたちとの交流

書誌事項

ベヴァリッジの経済思想 : ケインズたちとの交流

小峯敦著

昭和堂, 2007.2

タイトル別名

Beveridge

W.H. Beveridge in economic thought : a collaboration with J.M. Keynes et al.

タイトル読み

ベヴァリッジ ノ ケイザイ シソウ : ケインズ タチ トノ コウリュウ

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注記

参考文献: p424-448

内容説明・目次

内容説明

「福祉国家の父」ベヴァリッジの経済思想を、萌芽期1900‐1910年代、激動期1920‐1930年代、成熟期1940‐1950年代に分けて、総合的に考察する。その際、ケインズ、ピグー、ハロッド、ロビンズ、ヘンダーソンといった同時代の経済学者と比較する。

目次

  • 本書の課題と方法
  • 第1部 初期の思想(略伝—転職から天職へ;『失業』(1909)の背景—先駆的思想の類型;『失業』(1909)の形成過程—三段階発展;1909年の『失業』—独自性と限界;ピグー失業論との対比—傷ついた鷹)
  • 第2部 中期の思想(経済学の理想および現実—独立か連携か;人口論・優生学・家族手当—ケインズとの第一論争;1920年代から30年代の経済論—雑多な折衷か、複眼的思考か;ハロッドとの交錯—経済学の方法と政策への応用;経済参謀論—序曲・提言・流布・変容)
  • 第3部 後期の思想(社会保障と完全雇用—ケインズとの協働;経済参謀論(続)—経済助言官から包括的設計家へ;自由主義の三様—ヘンダーソン・ケインズとの対比;LSEの連邦主義—ロビンズとの協働;福祉社会の構想—三部作の統合;ベヴァリッジの経済思想—福祉社会の可能性)

「BOOKデータベース」 より

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