源氏物語の時代 : 一条天皇と后たちのものがたり
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書誌事項
源氏物語の時代 : 一条天皇と后たちのものがたり
(朝日選書, 820)
朝日新聞社, 2007.4
- タイトル別名
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源氏物語の時代 : 一条天皇と后たちのものがたり
- タイトル読み
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ゲンジ モノガタリ ノ ジダイ : イチジョウ テンノウ ト キサキ タチ ノ モノガタリ
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注記
10刷(2014年2月)の出版者: 朝日新聞出版
第29回 サントリー学芸賞受賞 芸術・文学部門
参考文献: p278-281
内容説明・目次
内容説明
『源氏物語』を生んだ一条朝は、紫式部、清少納言、安倍晴明など、おなじみのスターが活躍した時代。藤原道長が権勢をふるった時代とも記憶されているが、一条天皇は傀儡の帝だったわけではなく、「叡哲欽明」と評された賢王であった。皇位継承をめぐる政界の権謀術数やクーデター未遂事件、当時としてはめずらしい「純愛」ともいうべき愛情関係。ドラマチックな一条天皇の時代を、放埓だった前代・花山天皇の、謀略による衝撃的な退位から書き起こし、現存する歴史資料と文学作品、最新の研究成果にもとづいて、実証的かつ立体的な「ものがたり」に紡ぎあげる。『源氏物語』が一条朝に生まれたのは、決して偶然ではない。
目次
- 序章 一条朝の幕開け
- 第1章 清涼殿の春
- 第2章 政変と悲劇
- 第3章 家族再建
- 第4章 男子誕生
- 第5章 草葉の露
- 第6章 敦成誕生
- 第7章 源氏物語
- 終章 一条の死
「BOOKデータベース」 より