ポスト・デモクラシー : 格差拡大の政策を生む政治構造

書誌事項

ポスト・デモクラシー : 格差拡大の政策を生む政治構造

コリン・クラウチ著 ; 近藤隆文訳

青灯社, 2007.3

タイトル別名

Postdemocrazia

Post-democracy

ポストデモクラシー : 格差拡大の政策を生む政治構造

タイトル読み

ポスト デモクラシー : カクサ カクダイ ノ セイサク オ ウム セイジ コウゾウ

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注記

監修: 山口二郎

参考文献: p186-190

索引: p191-198

内容説明・目次

内容説明

今日、西欧ではポスト・デモクラシーと呼ぶ体制が進行し、民主主義が衰退に向かっている。労働組合が弱体化し、企業の利益代表と政府の相互交渉によって政治が形成されて、権力と富の再分配政策はとても望めそうにない。少数の政治エリートが大衆の要求の管理と操作法を習得し、選挙は見世物的なゲームと化した。また公共サービスのブランド化。しらけた大衆は社会的上昇のため教育に異常な関心を示している。本書は富裕者優遇政策を生む構造的力を解明し、企業の政治支配防止、営利目的化しない公共サービス、政党の再生、新たなアイデンティティ形成など、その打開策を探る。格差拡大の政策が進む日本の政治状況にも大きな教訓となるヨーロッパ最新の思索。

目次

  • 1 なぜポスト・デモクラシーか?
  • 2 グローバル企業—ポスト・デモクラシーの世界の鍵を握る制度
  • 3 ポスト・デモクラシーにおける社会階級
  • 4 ポスト・デモクラシー時代の政党
  • 5 ポスト・デモクラシーと市民的諸権利の商品化
  • 6 結び—私たちはここからどこに向かうのか?

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BA81455372
  • ISBN
    • 9784862280145
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 原本言語コード
    ita
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    205p
  • 大きさ
    20cm
  • 分類
  • 件名
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