「赤」の誘惑 : フィクション論序説
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書誌事項
「赤」の誘惑 : フィクション論序説
新潮社, 2007.3
- タイトル別名
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赤の誘惑 : フィクション論序説
- タイトル読み
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アカ ノ ユウワク : フィクションロン ジョセツ
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内容説明・目次
内容説明
漱石、子規、鴎外、ポー、ドイル、ハメットなど多くの名作の中にひっそりと生れ、作者と読者を静かに誘い、やがて炎の如く世界を染め上げる色=「赤」。この魔性の色と「フィクション」との、驚きに満ちた関係性が徹底的に考察され、ギリシャ的な図式や多くの理論家の呪縛から読者を解放する。フィクション論の決定版。
目次
- 序章 「誘惑」から「擁護」へ
- 1 「赤」の誘惑
- 2 理論と混乱
- 3 可能世界と構造分析
- 4 少壮歴史家の書斎で
- 5 編みものをする女
- 6 ギャラリーから市街電車へ
- 7 「類推の魔」
- 8 地球儀と証言
- 9 「緋色の糸」に導かれて
- 10 「赤」の擁護
- 終章 仮象、出来事、フィクション
「BOOKデータベース」 より