三島由紀夫の詩と劇
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三島由紀夫の詩と劇
(和泉選書, 157)
和泉書院, 2007.3
- タイトル読み
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ミシマ ユキオ ノ シ ト ゲキ
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参考文献あり
内容説明・目次
内容説明
三島文学の最奥の謎を解く鍵は「詩」である。「ニセモノの詩人」はいかにして小説家になったのか。“三島由紀夫の詩”と今まであまり論じられなかった『道成寺』『熊野』をはじめ八作品すべてについて、能の原曲との関連を基にして論じた『近代能楽集』論。
目次
- 1 三島由紀夫の詩(三島由紀夫の初期世界の考察—ニセモノの詩人から小説家へ)
- 2 三島由紀夫の劇—『近代能楽集』論(『邯鄲』論—花ざかりの悟り;『綾の鼓』論—輪廻転生する恋;『卒塔婆小町』論—輪廻転生するロマンと仏法の永遠;『葵上』論—あらかじめ失われた恋;『班女』論—正気の果ての狂気;『道成寺』論—意識の檻から日常へ;『熊野』論—「花」は権勢に抱かれる;『弱法師』論—閉ざされた詩の終焉…)
- 随想「道成寺」拝見
「BOOKデータベース」 より