書誌事項

太平洋戦争と新聞

前坂俊之 [著]

(講談社学術文庫, [1817])

講談社, 2007.5

タイトル別名

兵は凶器なり

言論死して国ついに亡ぶ

タイトル読み

タイヘイヨウ センソウ ト シンブン

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注記

参考文献: p433-439

「兵は凶器なり」(1989年 社会思想社刊)と「言論死して国ついに亡ぶ」(1991年 社会思想社刊)をまとめ、大幅に修正を加えたもの

内容説明・目次

内容説明

満蒙の特殊権益をめぐる中国との対立から戦争の泥沼へとのめり込んでゆく日本。満州事変、日中戦争、太平洋戦争と続く動乱の時期、新聞は政府・軍部に対しどんな論陣を張り、いかに報道したのか。新聞紙法を始めとする法令、厳しい検閲に自由を奪われるとともに、戦争遂行へと自らの主張を転換する新聞。批判から迎合的煽動的論調への道筋を検証する。

目次

  • 自らを罪するの弁—新聞と検閲
  • 日中対立から満州事変への道
  • 満州事変の勃発
  • 爆弾三勇士の真実—軍国美談はこうして作られた
  • 国際連盟からの脱退—世界の孤児へ
  • 五・一五事件とその批判
  • 言論抑圧による自己規制と軍民離間問題
  • 京大滝川事件から天皇機関説事件へ
  • 命がけの報道時代—新聞へのテロ
  • 陸軍パンフレット事件と永田鉄山暗殺事件
  • 二・二六事件でトドメを刺された新聞
  • 二・二六事件以後
  • 国策通信会社「同盟通信社」の誕生
  • 日中戦争勃発
  • 南京事件の報道
  • 太平洋戦争への道
  • 太平洋戦争開戦スクープ
  • 太平洋戦争下の報道—新聞の死んだ日

「BOOKデータベース」 より

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