中世説話の人間学
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中世説話の人間学
勉誠出版, 2007.5
- タイトル読み
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チュウセイ セツワ ノ ニンゲンガク
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内容説明・目次
内容説明
古典の世間ばなしにきめ細かな日本人の叡智を読む。脱近代の発想源。今昔物語集、十訓抄、古今著聞集、沙石集、古事談など、多高い説話集の中から、選りすぐりの話を収載。
目次
- 大事のときにも慈悲の心
- 心の緩みが招く災い
- 空海の演出力
- 賢者の一失、愚者の一得
- 屈辱は未然に絶つ
- 醍醐天皇の名推理
- 成功のための説得術
- 三善清行と妖怪の話
- 客の前では犬も叱らず
- 友人、伴侶の選び方
- 菩薩さまのご方便
- 藤原時平の略奪愛
- 心をいつわらずに生きる
- 藤原実定らの〈やらせ〉劇
- 信念と闘争心の持続
- わらしべ長者の話
- 油断の失敗から学ぶ
- 泥棒法師の早とちり
- 目先しか見ぬ者の悲劇
- 天下の勇将、源義家
- 保身の術三ケ条
- 常識に殉じない
- 山伏と姫君の恋愛
- けちん坊の自業自得
- 非情になりきる
「BOOKデータベース」 より