父のトランク : ノーベル文学賞受賞講演
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書誌事項
父のトランク : ノーベル文学賞受賞講演
藤原書店, 2007.5
- タイトル別名
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Babamın bavulu
My father's suitcase
- タイトル読み
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チチ ノ トランク : ノーベル ブンガクショウ ジュショウ コウエン
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注記
その他のタイトルは標題紙裏による
Iletişim Yayınları, 2007の全訳
内容説明・目次
内容説明
パムク自身が語るパムク文学のエッセンス。父と息子の関係から「書くとは何か」を思索する表題作のほか、作品と作者との邂逅の妙味を語る講演「内包された作者」、体験も踏まえて“政治と文学”を語る「カルスで、そしてフランクフルトで」、および作家・佐藤亜紀との来日特別対談とノーベル賞授賞式直前インタビューを収録。
目次
- 1 父のトランク—ノーベル文学賞受賞講演(父が残したトランク;作家であること;文学への衝動;中心ではないという感覚自分は本物だろうか;人間は似ているという信念;世界を作り出す幸せ;なぜ書くのか;処女作の最初の読者)
- 2 内包された作者(毎日一服の文学を;書くことの困難と希望;差作家がつくる;作家がつくるもうひとつの世界;子どもの遊びとしての小説;内包された作者)
- 3 カルスで、そしてフランクフルトで(『雪』の舞台を歩いて;文学における「他者」;小説家と政治;「東」と「西」をめぐって;小説が露呈させるもの;ヨーロッパの礎石としての小説;トルコとヨーロッパという問題;世界の全てをとりこめる器)
- 附(書くことが、わたしを救う—ノーベル賞授賞式直前インタビュー;「東」と「西」を超えて—来日特別対談)
「BOOKデータベース」 より