「奥の細道」をよむ
著者
書誌事項
「奥の細道」をよむ
(ちくま新書, 661)
筑摩書房, 2007.6
- タイトル別名
-
奥の細道をよむ
- タイトル読み
-
「オク ノ ホソミチ」オ ヨム
大学図書館所蔵 件 / 全140件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
注記
付: 折り込み図(1枚)
内容説明・目次
内容説明
芭蕉にとって、『おくのほそ道』とはなんだったのか。六百里、百五十日に及ぶ旅程は歌仙の面影を移す四つの主題に分けられる。出立から那須野までの禊、白河の関を過ぎてみちのくを辿る歌枕巡礼、奥羽山脈を越え日本海沿岸で得た宇宙への感応、さまざまな別れを経て大垣に至る浮世帰り。そして芭蕉は大いなる人生観と出遭う。すなわち、不易流行とかるみ。流転してやまない人の世の苦しみをどのように受け容れるのか。全行程を追体験しながら、その深層を読み解く。
目次
- 第1章 「かるみ」の発見
- 第2章 なぜ旅に出たか
- 第3章 『おくのほそ道』の構造
- 第4章 旅の禊—深川から蘆野まで
- 第5章 歌枕巡礼—白河の関から平泉まで
- 第6章 太陽と月—尿前の関から越後まで
- 第7章 浮世帰り—市振の関から大垣まで
- エピローグ—その後の芭蕉
「BOOKデータベース」 より