書誌事項

「奥の細道」をよむ

長谷川櫂著

(ちくま新書, 661)

筑摩書房, 2007.6

タイトル別名

奥の細道をよむ

タイトル読み

「オク ノ ホソミチ」オ ヨム

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注記

付: 折り込み図(1枚)

内容説明・目次

内容説明

芭蕉にとって、『おくのほそ道』とはなんだったのか。六百里、百五十日に及ぶ旅程は歌仙の面影を移す四つの主題に分けられる。出立から那須野までの禊、白河の関を過ぎてみちのくを辿る歌枕巡礼、奥羽山脈を越え日本海沿岸で得た宇宙への感応、さまざまな別れを経て大垣に至る浮世帰り。そして芭蕉は大いなる人生観と出遭う。すなわち、不易流行とかるみ。流転してやまない人の世の苦しみをどのように受け容れるのか。全行程を追体験しながら、その深層を読み解く。

目次

  • 第1章 「かるみ」の発見
  • 第2章 なぜ旅に出たか
  • 第3章 『おくのほそ道』の構造
  • 第4章 旅の禊—深川から蘆野まで
  • 第5章 歌枕巡礼—白河の関から平泉まで
  • 第6章 太陽と月—尿前の関から越後まで
  • 第7章 浮世帰り—市振の関から大垣まで
  • エピローグ—その後の芭蕉

「BOOKデータベース」 より

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詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BA82060518
  • ISBN
    • 9784480063663
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    253p
  • 大きさ
    18cm
  • 分類
  • 件名
  • 親書誌ID
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