オリエントの夢文化 : 夢判断と夢神話
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オリエントの夢文化 : 夢判断と夢神話
東洋書林, 2007.6
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オリエントの夢文化 : 夢判断と夢神話
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オリエント ノ ユメブンカ : ユメハンダン ト ユメシンワ
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209.33||Y16110014444
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矢島文夫・主要著訳書一覧: p248-252
Description and Table of Contents
Description
洋の東西を問わず、夢は人々の考え方に深いかかわりを持っていた。夢を語ることは生活の一部であり、古くから伝えられた文献にもしばしば夢が扱われている。本書にはエジプト・メソポタミア・古代ユダヤ・シリア・アラブなど、古代から中世にいたるオリエントの夢に関する長短さまざまな論考九篇を収めた。ダンテの『神曲』にも影響を与えたイスラムのミーラージ文学や、夢を聴くルネサンス期の物語『ポリフィルスの夢』など、神話や奇想の文学を取り上げ語り明かすユニークな「夢の本」である。
Table of Contents
- 序説 古代人の夢—オリエント世界から
- 第1章 古代オリエントの夢判断(古代エジプトの夢判断;オリエントにおける夢判断の伝統)
- 第2章 中世オリエントの夢判断(シリア語版『ベラールの門』の「八つの夢」をめぐって;アラブの夢判断とイブン・シーリーン;『匂える園』と夢判断;夢精の穢れと浄め—ハディース文化の歴史的背景)
- 第3章 ミーラージ文学—夢神話1(「ヤコブの夢」の系譜;教祖ムハンマドの「天界旅行」;「ミーラージ・ナーマ」の流行;ヨーロッパに伝わった「ミーラージ文学」;ダンテの『神曲』への影響;「ミーラージ文学」と「タンムーズ神話」)
- 第4章 奇書『ポリフィルスの夢』—夢神話2(どのような本なのか;「愛の勝利」あらすじ;古代趣味・象形文字;後代への影響—ラブレーとド・ネルヴァルへ;補記)
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