天皇・天皇制・百姓・沖縄 : 社会構成史研究よりみた社会史研究批判
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天皇・天皇制・百姓・沖縄 : 社会構成史研究よりみた社会史研究批判
(歴史文化セレクション)
吉川弘文館, 2007.6
- タイトル別名
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天皇天皇制百姓沖縄
- タイトル読み
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テンノウ テンノウセイ ヒャクショウ オキナワ : シャカイ コウセイシ ケンキュウ ヨリ ミタ シャカイシ ケンキュウ ヒハン
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注記
1989年刊の再刊、増補
内容説明・目次
内容説明
社会構成史の立場から「社会史」を批判し、天皇制、中世百姓の「移動の自由」、近現代の沖縄、被差別部落、の各本質についての客観的な解釈を示す。また「奴隷と犬」など平易な論説も収め、歴史学を志す人にも好適な入門書。新たに「豊臣秀吉の天下政権構想」を増補した復刊。
目次
- 網野善彦氏の近業についての批判的検討
- 歴史学からみた天皇制
- 世界史的範疇としての「天皇制」—網野善彦氏の「中世天皇論」についての批判的検討
- 網野善彦氏の近業についての批判的検討(再論)—網野氏の反論に反論する
- 天皇と“天皇制”
- 天皇の長期的・持続的存在についての分析視点をめぐって—網野氏の批判にこたえる
- 沖縄戦と米軍沖縄直接支配に対する天皇の個人的責任—復帰一五年と海邦国体前夜の沖縄との関わりから
- はてしなき過程としての復帰—急速な本土化達成は幻想
- 琉球・沖縄と天皇・“天皇制”
- 復帰一五年、いまだに日本になりきれない沖縄—新崎盛暉『日本になった沖縄』によせて
- 式目四二条解釈と「移動の自由」
- 「無縁所」・「公界」=「公廨」・「随意」
- 織田権力の歴史的性格
- 歴史研究に占める社会構成史研究の地位
- Xデー・「昭和」天皇・天皇戦争責任
「BOOKデータベース」 より