新聞資本と経営の昭和史 : 朝日新聞筆政・緒方竹虎の苦悩
著者
書誌事項
新聞資本と経営の昭和史 : 朝日新聞筆政・緒方竹虎の苦悩
(朝日選書, 824)
朝日新聞社, 2007.6
- タイトル別名
-
新聞資本と経営の昭和史 : 朝日新聞筆政緒方竹虎の苦悩
新聞 : 資本と経営の昭和史
- タイトル読み
-
シンブン シホン ト ケイエイ ノ ショウワシ : アサヒ シンブン ヒッセイ オガタ タケトラ ノ クノウ
大学図書館所蔵 件 / 全170件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
注記
参考文献: p356
緒方竹虎を中心とした新聞近現代史: p357-359
内容説明・目次
内容説明
新聞は、いかにして権力の前に屈服していったのか—。大正から昭和初めにかけての新聞黄金期に、編集・経営の実権を握っていた「筆政」緒方竹虎。関東大震災、満州事変、二・二六事件、ゾルゲ事件、日米開戦、中野正剛憤死という大事件のたびに、朝日新聞は右翼や東条軍閥の執拗な弾圧を受け、同時に「資本と経営」をめぐる激しい社内抗争が噴出した。苦闘する緒方の姿を通じて、いまも新聞・メディアを呪縛しつづける「権力と新聞」「大株主と経営者」の宿命的課題を、膨大な秘蔵資料をもとに検証する。
目次
- 1 新聞はいかにして一大敵国となったか
- 2 「筆政」緒方の誕生
- 3 軍部に抗することはできたか
- 4 二・二六事件の仁王立ち
- 5 日米開戦への道
- 6 ゾルゲ事件と中野正剛の憤死
- 7 「反緒方」のクーデター
- 8 潰された和平工作
- 9 統制に屈服した新聞
- 10 新聞にとって「戦争」は終わっていない
「BOOKデータベース」 より