チャップ・ブックの世界 : 近代イギリス庶民と廉価本

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チャップ・ブックの世界 : 近代イギリス庶民と廉価本

小林章夫 [著]

(講談社学術文庫, [1828])

講談社, 2007.7

タイトル別名

チャップ・ブック

チャップブックの世界

タイトル読み

チャップ ブック ノ セカイ : キンダイ イギリス ショミン ト レンカボン

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注記

「チャップ・ブック」(駸々堂出版, 1988年刊)の改題

内容説明・目次

内容説明

十八世紀のイギリスで、行商人チャップマンが日用品とともに売り歩いた素朴な廉価本—チャップ・ブック。安価で手軽に面白い話が読めることで、庶民に大いに愛された。占い、笑話、説教、犯罪実録、『ロビンソン・クルーソー』などの名作ダイジェスト…その多様なジャンルの読み物を人々はどう楽しんだのか。本の受容を通して、当時の庶民の暮らしぶりを生き生きと描き出す。

目次

  • プロローグ チャップ・ブック
  • 第1章 様々のチャップ・ブック—宗教書・実用書・旅行記
  • 第2章 庶民たちの愛したもの—笑話集・占い・魔女
  • 第3章 名作ダイジェスト—『ロビンソン・クルーソー』を中心に
  • 第4章 チャップ・ブックの精神—伝説のヒーローたち
  • 第5章 歌物語の系譜—バラッドからナースリー・ライムまで
  • 第6章 犯罪実録の盛衰—ニューゲイト小説への道
  • 第7章 無名の作者たち—「グラッブ・ストリート」からハンナ・モアへ
  • 第8章 チャップ・ブックの出版と流通—ダイシー、キャトナック、そしてチャップマン
  • エピローグ 消えゆくチャップ・ブック

「BOOKデータベース」 より

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