モンゴル帝国が生んだ世界図
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モンゴル帝国が生んだ世界図
(地図は語る)
日本経済新聞出版社, 2007.6
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モンゴル テイコク ガ ウンダ セカイズ
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Prefectural University of Hiroshima Library and Academic Information Center
290.12||Mi71110014269
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主要参照文献: p297-299
Description and Table of Contents
Description
20世紀初頭に西本願寺、1988年に長崎・本光寺で見つかった二つの「混一疆理歴代国都之図」。朝鮮王朝が絶えず中国地図の入手に腐心し改訂版を作りつづけた理由は何なのか、さらにはこれら一連の地図は日本にいったいいつ到来したのか、日本でどのような意味をもったのか。本巻は、これらの疑問をひとつひとつ解決しながら「混一図」系の複数の世界図ができるまでの過程をなぞるとともに、とうじ中国、朝鮮、日本の王侯貴族、僧侶たちに共有されていた「知」のありようと、地図を権力の象徴、道具として用いた各王朝の政治的事情を描く。
Table of Contents
- プロローグ 「混一疆理歴代国都之図」をたどる旅
- 第1章 二枚の原図をもとめて(清濬と「混一疆理図」;李沢民と「声教広被図」)
- 第2章 世界はわれらのもの—モンゴル朝廷の「地図」プロジェクト(天文観測と暦;東西世界の合体)
- 第3章 「中華」の伝統と新たな世界像(清濬たちの参考書—モノクロームの地理情報;『事林広記』の世界—国と時代を越えたベストセラー)
- 第4章 王権の象徴として—「混一疆理歴代国都之図」の誕生とそのご(高麗の遺産;朝鮮から日本へ—江戸幕府と世界図)
- エピローグ いつか来た道・あらたな地平
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