書誌事項

日中戦争下の日本

井上寿一著

(講談社選書メチエ, 392)

講談社, 2007.7

タイトル別名

日中戦争下の日本

タイトル読み

ニッチュウ センソウカ ノ ニホン

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注記

参考文献: p199-201

関連略年表: p214

内容説明・目次

内容説明

自由主義から全体主義へ。国際協調から地域主義へ。一九三〇年代、社会システムの不調から生じた日中戦争。なぜ政党への期待が大政翼賛会を生んだのか?労働者や農民たちは戦争に何を託したのか?戦時下日本の知られざる「自画像」を明かす。

目次

  • 1章 兵士たちの見た銃後(銃後の退廃;慰問袋のゆくえ;祖国の再興を求めて)
  • 2章 戦場のデモクラシー(他者理解の視点;立ち上がる「文化戦士」たち;新しい文化の創造)
  • 3章 戦場から国家を改造する(文化工作による国家の改造;政党政治への期待;社会的な底辺の拡大)
  • 4章 失われた可能性(デモクラシーとしての大政翼賛会;大政翼賛会の現実;日中戦争の末路)
  • 5章 「神の国」の滅亡(日本主義の盛衰;「神の国」のモラル;戦争のなかの戦後)

「BOOKデータベース」 より

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