ことわざの論理
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ことわざの論理
(ちくま学芸文庫, [ト-10-1])
筑摩書房, 2007.7
- タイトル読み
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コトワザ ノ ロンリ
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注記
1979年9月東京書籍刊
内容説明・目次
内容説明
ことわざの世界は深い。同工異曲の「ことわざ」は外国にも多いし、しかもそれらのほとんどが庶民の知恵、語り伝えられた生活の英知だ。生半可な思想なんかに負けないしぶとさと、一見矛盾することをも呑み込んでしまう柔軟さがある。少しばかり言いにくいことを伝えるときや決定に迷ったとき、わたしたちはことわざの力を借りるではないか。「急がばまわれ」「目くそ、鼻くそを笑う」「人の噂も七十五日」…、おなじみのことわざを挙げ、語句の選びかたや表現を分析し、同意味の英語の言い回しと比較し、ことばに浮き彫りにされる人間の普遍的なこころをさぐる。
目次
- 転石、苔を生ぜず
- 隣の花は赤い
- 夜目遠目傘の内
- 三尺下がって師の影を踏まず
- 急がばまわれ
- 船頭多くして船、山に登る
- 灯台もと暗し
- 娘は棚に上げ嫁は掃きだめからもらえ
- 鶏口となるも牛後となるなかれ
- 話半分腹八分〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より